ぎっくり腰を防ごう

グキッ!!激痛が走り、まったく動けなくなる【ぎっくり腰】。
臨床では【急性腰痛】と呼ばれ、欧米では【魔女の一撃】と呼ばれています。
ぎっくり腰をまねいてしまうきっかけは・・・

  • 重い物を持ち上げた時
  • 前かがみの姿勢
  • かがんだとき

などが目立ちます。

背中を丸めた悪い姿勢で上半身を前に倒すだけで、腰には20kgの荷物を持ち上げるときと同じくらい負担がかかります。

重いものを持ち上げる時は、胸を張るような姿勢で膝を曲げて脚を使うことで持ち上げることが、ぎっくり腰予防につながります。

ぎっくり腰を防ぐには腹筋・背筋を鍛えることも必要ですが、まずは正しい姿勢を身につけるよう心がけましょう。

≪ものを持ち上げる時≫
悪い例・・・ 膝を伸ばしたままかがんだ状態で荷物を持ち上げる。
良い例・・・ 膝を十分にまげて、荷物は体に近づけて持ち上げる。
≪ものを高い場所に載せる時≫
悪い例・・・ 無理をして、手を伸ばしながら載せる。
良い例・・・ 踏み台などを利用して、背伸びをしない。

ぎっくり腰になってしまった場合、痛みがひどい時は安静にし、痛みが治まってきたら少しずつ動いて、筋肉や関節が固まらないよう体を動かすことが大切です。早期に受診しましょう。

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